新しい内装塗装について
◆室内環境の汚染について
■室内VOC(揮発性有機化合物)の発生源
有害物質 | 建材など |
ホルムアルデヒド | 家具、合板、壁紙などの接着剤 |
有機溶剤類 | 塗料、接着剤など |
白蟻駆除剤、防腐剤 | 木材土台、床材 |
防虫、殺ダニ剤 | 畳、カーペット、布団、衣類、カーテン |
難燃剤 | カーテン、壁紙 |
可塑剤 | 塩ビ壁紙、プラスチック類 |
防カビ剤 | 浴室用塗料、壁紙 |
■今後の室内空気汚染防止対策案
塗料産業に関連するVOCについては、右記のような新しい内装用水性塗料が開発され、これらが広く使用されるようになれば、室内空気汚染の大半が防止できるようになります。
現在、建築基準法の改正(シックハウス対策)が進められており、建築材料に含まれる有害物質の使用が順次制限されることになった。ロックペイントでは、いち速く室内環境汚染問題に取り組み、上記のような塗料を研究、開発してきました。
中でもVOC量が(社)日本塗料工業会の目標水準値1%以下をはるかに上回る0.1%以下を達成した「V.O(ブイ・オー)シリーズ」はすでに全国の学校、病院などで数多くの実績を重ね、ご好評をいただいています。

◆室内環境対応型塗料
■低VOC水性塗料
従来から水性塗料は、溶剤型塗料に比べて非常に安全ではありますが、わずかながらVOC(揮発性有機化合物)が含まれています。 このVOCが、塗装後の塗膜から微量ではありますが空気中に徐々に放散されることがシックハウスの一因と考えられるようになりました。そのために、できるだけVOCを含まない水性塗料の開発が行われています。
■V.O(ブイ・オー)シリーズ
VOC(揮発性有機化合物)の含有量がほぼ0に近く、しかも超低臭設計ですから、居住中の住宅や学校、病院、レストラン、店舗、事務所などの塗り替えにも最適です。
◆ビニルクロスの塗り替え
■下塗り塗料・ロッククロスシーラー
特長 | 1)上塗り塗料との付着性が良好 ビニロック、ルナロック、ハイパック、ユニロックなどの各種上塗り塗料との付着性にすぐれています。 2)取り扱いが容易 水性で臭いがマイルドですから取り扱いが容易で、塗装時の引火の危険性や安全衛生面でも有利です。 |
用途 | 特に内装、壁紙上への塗装・模様替えの際のシーラーとして。 |
商品構成 | ロッククロスシーラーS(ストロング) 壁面から有機物の発散防止および水性のヤニ・シミ止め ロッククロスシーラーR (レギュラー) 水性のヤニやシミ止め |
■上塗り用・ クロスフィット
特長 | 1)VOCがほぼゼロ 2)超低臭で室内塗装にも安心 水性で臭いが少なく、しかも可塑剤や有害な重金属等を含んでいません。 3)一液架橋型 一液架橋タイプの樹脂を使用していますから、塗膜は強靭で耐洗浄性にすぐれ、表面が緻密なので手あかなどの汚れがつきにくく、汚れても比較的簡単に除去できます。 4)防カビ・防藻性 防カビ性・防藻性にすぐれ、湿度の高い場所でも安心です。 |
用途 | 特に内装、壁紙の塗り替えに。 新設のコンクリート、モルタルなど屋内外の壁面。 |
商品構成 | クロスフィット ホワイト(つや有り)(シルク調光沢) クロスフィット ホワイト(半つや)(サテン調光沢) クロスフィット ホワイト(つや消し)(完全つやなし) |
◆新しい内壁塗料
■下地調整材・ビニロックパテフィラー
特長 | 1)ローラ塗り 面倒なパテかい作業にかわってローラーで塗装ができ、経験による差が少なく平滑に仕上げられます。 2)粉塵が出ない 塗装表面が滑らかに仕上がり、ほとんどの場合研磨の必要がなく粉塵の心配がありません。 3)厚膜仕上げ 一度に厚膜に仕上げることが出来るため、ボードのパテ跡、表面のケバ立ちが目立ちません。 4)シーラー機能 シーラー機能をもっていますので、パテの吸い込みムラが目立たず、素地及び上塗りとの付着性が良好です。 |
■高意匠性砂壁調仕上げ・ファンシー
吹付工法 | ![]() |
コテ工法 | ![]() |
ローラー工法 | ![]() |
■凸凹模様仕上げ・タイルコート小模様
![]() | 吹き付けによる小模様 ↓ お好みの色、ツヤで上塗り塗装 ↓ 高級感のある仕上がり オール水系の仕上げが可能 |