自動車塗装テクニック ~塗装テクニック~
塗装テクニックについて
■下地省力化 HBシステム | |||
1.旧塗膜剥離 損傷、キズ部分の旧塗膜を剥離します。 | ![]() | 2.フェザーエッジング 旧塗膜部分に3~5cm幅でフェザーエッジを作ります。 | ![]() |
3.脱脂 それぞれの作業前に脱脂を行ないます。 | ![]() | 4.パテ付け 始めにしごき付けを行い、数回に分けてパテ付けします。 | ![]() |
5.パテ面出し研磨 P120のペーパーで歪をとり、平滑にします。 | ![]() | 6.パテ仕上げ研磨 P240のサンドペーパーでP120のペーパー目を取り除きます。 | ![]() |
7.スプレーパテ(プラサフ)塗装 HBプラサフをスプレーパテ仕様で塗装します。 1.5mm以上の重力式スプレーガンを使用します。 | ![]() | 8.スプレーパテ(プラサフ)研磨 P240のペーパーで歪をとり、平滑な面にします。 | ![]() |
9.プラサフ研磨 P320のサンドペーパーでP240のペーパー目を取り除きます。 順次サンドペーパーを細かい目に変えていきながら、上塗り塗料の種類に合わせた最終ペーパー目まで仕上げていきます。 | ![]() |
■プロタッチのタッチアップ塗装 | |
1.足付け 塗装(ボカシ)範囲を中目のコンパウンドかP1200以上のサンドペーパーで足付けします。 2.脱脂 プレソルベントを染込ませたウエスで拭いた後、乾かないうちにきれいな乾いたウエスで拭取ります。 | ![]() |
3.スプレーガンチェック 塗装の前には、スプレーガンのパターン、吐出量、エアー圧のチェックを行ないます。 | ![]() |
4.タッチアップ塗装 ライトコート ハジキのチェックを行ないます。 色決め メジアムコートで塗装範囲が広くなり過ぎないように注意します。吐出量を少なめにして、小さいパターン幅で塗装します。1コート毎に塗装範囲を少しずつ広げていきます。 ムラ取り スプレーパターン幅を大きめにして、エアー圧をやや上げ、ガン距離を少し離して塗装します。 | ![]() |
5.クリヤーコート タッククロスを使ってドライミストを取り除きます。 10分以上(20℃の時)セッティングをとります。 | ![]() |
■ブレンダーを使用したタッチアップ塗装 | |||
1.足付け 塗装(ボカシ)範囲を中目のコンパウンドかP1200以上のサンドペーパーで足付けします。 塗装前には、脱脂、スプレーガンのチェックを行ないます。 | ![]() | 2.ブレンダー塗装 ブレンダー100に対し、配合済のクリヤーを10~30配合します。 塗装する範囲に1~2回塗総し、スプレーミストがナジミ易いようにします。 | ![]() |
3.色決め プラサフ部分から塗始め、塗装範囲を徐々に広げていきます。 | ![]() | 4.再度ブレンダー塗装 ブレンダーが乾いてきたら再度ブレンダー塗装を行ないます。 | ![]() |
5.ボカシ塗装 塗装範囲が大きくなり過ぎないように注意します。 | ![]() | 6.クリヤーコート 10分以上(20℃の時)セッティングの後、クリヤーコートします。一度に塗り込まず、数回に分けて塗装します。 | ![]() |
■プロタッチのスリーコートパールタッチアップ塗装 | |||
1.ニゴリクリヤー(ブレンダー)塗装 プロタッチ ニゴリクリヤー1に対してプロタッチシンナー4で希釈して使用します。 | ![]() | 2.カラーベース塗装 スリーコートパール塗装では、カラーベースをきれいにボカスことがポイントです。 | ![]() |
3.ニゴリ塗装 補修部分のパール感を調節します。 カラーベース1に対してパールベースを9加えて、カラーベース塗装部分より広いめに塗装します。 | ![]() | 4.パールベース塗装 調色で決めた同じ回数で1回ごとに塗装範囲をひろげながらボカシ塗装します。 | ![]() |
5.セッティング 10分(20℃)以上、12時間以内にクリヤーコートをして下さい。 | ![]() | 6.クリヤーコート メタリック塗装の場合と同じです。 | ![]() |